映画: Haruko Sugimura
- 1965
怪談 (1965)
怪談7.71965HD
「黒髪」:妻を捨て、京都から遠い任地へと赴いた武士。そこで彼は、良い家柄の娘と結婚するが、彼女は冷酷な女で、男は今さら、別れた妻のことを思い出すのだった。やがて任期を終え、京都に戻った彼は最初の妻と再会するが…。「雪女」:きこりの巳之吉は、森へ薪を採りに入ったところで吹雪に遭い、山小屋に閉じ込められるはめに。その晩彼は、雪女の姿を目の当たりにし…。ほかに「耳無し抱一の話」「茶碗の中」の計4編。...
- 1953
東京物語 (1953)
東京物語8.11953HD
戦後変わりつつある家族の関係をテーマに人間の生と死までをも見つめた深淵なドラマ。故郷の尾道から20年ぶりに東京へ出てきた老夫婦。成人した子どもたちの家を訪ねるが、みなそれぞれの生活に精一杯だった。唯一、戦死した次男の未亡人だけが皮肉にも優しい心遣いを示すのだった……。...
- 1965
赤ひげ (1965)
赤ひげ8.11965HD
山本周五郎原作の『赤ひげ診療譚』を基に、巨匠・黒澤明監督が三船敏郎、加山雄三主演で映画化したヒューマニズム溢れる人情ドラマ。江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描く。長崎で和蘭陀医学を学んだ青年・保本登は、医師見習いとして小石川養生所に住み込むことになる。養生所の貧乏くささとひげを生やし無骨な所長・赤ひげに好感を持てない保本は養生所の禁を犯して破門されることさえ望んでいた。しかし、赤ひげの診断と医療技術の確かさを知り、また彼を...
- 1962
秋刀魚の味 (1962)
秋刀魚の味7.81962HD
周平(笠智衆)は、妻とは死別し、長男の幸一(佐田啓二)は結婚して家を出て団地暮らし。いまは娘の路子(岩下志麻)と次男の和夫(三上真一郎)と3人安らかに暮らしていた。 ある日、周平はいつものように友人の河合(中村伸郎)、堀江(北龍二)と酒を飲みに行く。 話題は路子の嫁行きの話になり、まだ路子を嫁にやることなど考えてもいなかった周平は悩み始める…。 日本映画界の巨匠・小津安二郎監督の最後の作品で、妻に先立たれた男とその子供達の幸せの中にもなぜか潜む孤独と寂しさを描いた作品。...
- 1959
お早よう (1959)
お早よう7.71959HD
郊外の住宅地、長屋のように複数の家族が隣り合って暮らしている。林家の息子実(設楽幸嗣)と勇(島津雅彦)はテレビがほしいと両親にねだるが、聞き入れてもらえない。子供たちは、要求を聞き入れてもらえるまで口を利かないというストライキをして、最終的に買ってもらうのだった。 ...
- 1961
小早川家の秋 (1961)
小早川家の秋7.51961HD
京都の造り酒屋・小早川の長男は早く死に、その未亡人の秋子に親戚の北川が再婚話を持ってくる。相手の磯村は鉄工所の社長でちょっとお調子者だ。また、次女の紀子も婚期を迎えて縁談が持ち込まれるが、彼女は大学時代の友人で、札幌に転勤することになっている寺本に思いを寄せていた。一方、小早川の当主・万兵衛は最近、行き先も告げずにこそこそと出かけることが目立つようになった。店員の丸山が後を尾けるが、したたかな万兵衛に見つかってしまい失敗。小早川の経営を取り仕切る入り婿の久夫と長女の文子夫婦が心配して行方を突き止...
- 1949
晩春 (1949)
晩春81949HD
鎌倉で一人娘の紀子と2人で暮らす大学教授の曽宮周吉。妻を早くに亡くしたこともあり、紀子は27歳になる今でも父を置いてよそへ嫁ごうとはしなかった。周吉の実妹・田口まさは、そんな2人が気が気でなく、何かと世話を焼いていた。いつまでも渋る紀子を結婚させるため、周吉はついにある決断をするのだった。...
- 1951
麦秋 (1951)
麦秋7.81951HD
結婚にあまり興味のない娘と、そんな娘に早く結婚してほしいと気を揉む家族を中心にさりげない日常をユーモアを織り交ぜ淡々と細やかに描く感動作。敗戦後わずか6年の作品とは思えないモダンな息づかいには驚かずにはいられない。北鎌倉に住む間宮家では適齢期を過ぎた娘紀子の結婚が何より気がかり。当の紀子は大手の会社で秘書として働き、いまだのんきに独身生活を楽しんでいる風だった。やがて、そんな紀子に縁談話が立て続けに舞い込むのだったが……。 巨匠・小津安二郎監督を代表する傑作の1本。...
- 1946
わが青春に悔なし (1946)
わが青春に悔なし6.81946HD
黒澤明監督の戦後最初の監督作品。京大・滝川事件とゾルゲ・スパイ事件をモチーフに、ファシズムの吹き荒れる時代にあって自らの信念に基づいて強く生きる女性の姿を謳い上げたドラマ。国民的アイドル原節子が芯の強いヒロインを好演。昭和8年。京都帝国大学の教授・八木原の教え子たちにとって教授の一人娘、幸枝は憧れの的。野毛、糸川の二人の学生も幸枝に想いを寄せていた。秀才型で日和見的な糸川に対して実直で行動派の野毛。軍国主義が強まる中、野毛が左翼運動へと身を投じる一方、糸川はひたすらに法曹の道を目指していた。やが...
- 1959
浮草 (1959)
浮草7.41959HD
旅回りの駒十郎一座の乗った船が港に着いた。駒十郎は一膳飯屋にお芳を訪ね、その昔二人がもうけた清も今では郵便局に勤めていると知って安心する。清には駒十郎はお芳の兄ということになっていた。駒十郎の連れ合いのすみ子は、清のことを不審に思い加代に清を誘惑してくれるよう頼む。加代と清は恋仲になり、それを知った駒十郎は加代とすみ子を激しく叱りつける。客入りの悪くなった一座は解散することになり、駒十郎と清は加代を巡って対立する。お芳は清に駒十郎が実の父親だと打ち明けるが、清は許さず、駒十郎は気が抜けたように立...
- 1957
東京暮色 (1957)
東京暮色7.71957HD
親子愛の断層に焦点を当てた巨匠・小津安二郎の異色作――― 杉山周吉は、20年前、妻にその愛人と逃げられ、長女を嫁がせた今、次女・明子とひっそりと暮らしている。だが、最近明子の帰宅が遅れがちなことに気をもんでいた。明子は年下の恋人の子を妊娠、それを知って姿を消してしまった彼を毎晩探しさまよっていたのだ。そんなある日、ふとしたことから明子は自分や父を捨てた実母と再会。何も知らなかった明子は、母のみだ…...
- 1965
侍 (1965)
侍7.31965HD
幕末の1860年冬、時の幕府の大老・井伊が暗殺される<桜田門外の変>が発生。長らく続いた江戸の幕藩体制が大きく揺らぐことになったこの歴史的事件に参加したひとりの浪人には、実はなんとも意外で皮肉な過去が隠されていた……。過去に何度も映画化されていた郡司次郎正の人気大衆小説「侍ニッポン」を、名脚本家の橋本忍が脚色し、岡本監督が重厚なタッチで再映画化。戦後の日本映画界を代表する大スター、三船敏郎が訳ありの主人公を貫録たっぷりに演じるほか、新珠三千代、伊藤雄之助ら、共演陣も豪華多彩。 万延元年2月17...
- 1951
めし (1951)
めし7.51951HD
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- 1956
早春 (1956)
早春7.51956HD
蒲田に妻と住む杉山正二は、丸ノ内への通勤途中で知り合ったサラリーマンたちと仲良くなり、退社後に遊びに行くのが日課となっていた。妻は退屈な毎日から逃れるように、おでん屋を営む母の実家へ帰ったりしている。通勤仲間と出かけた江ノ島で、杉山は金子千代と接近。千代の誘惑に耐えきれず、関係を持ってしまう。二人の関係に気づいた杉山の妻は家出して、旧友のアパートに転がり込んだ。同僚の死をきっかけに、杉山は自分の生き方を振り返り、千代と別れようと考え始める。ちょうどその頃、会社で地方工場への転勤話が持ち上がった。...
- 1960
娘・妻・母 (1960)
娘・妻・母7.11960HD
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- 1953
にごりえ (1953)
にごりえ6.11953HD
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- 1954
晩菊 (1954)
晩菊7.21954HD
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- 1956
Nagareru (1956)
Nagareru7.11956HD
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- 1961
釈迦 (1961)
釈迦01961HD
釈迦の生誕から入滅までを壮大なスケールで描いた歴史スペクタクル。世を憂えて修行の道に入ったシッダ太子は、悪魔の誘惑を退けついに悟りを開く。だが彼に嫉妬するダイバ・ダッタは、バラモンの法力を以て、シッダ太子と仏教徒を様々な方法で迫害していくが......。...
- 1955
楊貴妃 (1955)
楊貴妃6.71955HD
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